花粉症患者はおよそ2000万人と推測されています。 この数字は日本の人口の6人に1人の割合で花粉症患者がいることを表しています。

春の訪れとともに多くの人を苦しめる花粉症。今や日本人の約30%が花粉症といわれ、その患者数は年々増えています。

 

花粉症は遺伝的要素が大きく、両親、または片親が花粉症の場合と親が花粉症でない場合を比べると、花粉症の親を持つ子が花粉症になる確率が大きいことはわかっています。

両親ともに花粉症の場合、約43.2%の子は花粉症を発症し、逆に両親共花粉症でない場合11.6%の子どもしか花粉症にならないというデータがあります。

また、遺伝は母親の影響を強く受けることもわかっています。母親だけが花粉症だった場合約32.8%、父親のみが花粉症だった場合は約23.4%の子が花粉症だったというデータもあります。

生活環境もあるのでデータそのものの数字の割合で遺伝するとは言えませんが、他の研究結果でも花粉症などのアレルギーは遺伝の影響が大きいと言われています。

内容としては、IgE抗体などの抗体を多く作る体質を遺伝として引き継ぐことが分かっています。この抗体が以上に作られることでバランスが崩れ、花粉などのアレルゲンに過剰に反応してしまうのが花粉症です。

 

遺伝の他に花粉症になりやすい体質があるのか?

そもそもアレルギー体質の人は花粉症になりやすい体質といえます。アレルギー体質の人は、免疫バランスの偏りがあり体内にアレルゲンが入ってくると過剰な反応を示します。

このアレルギー体質は遺伝の影響が大きいといわれていますが、現代ではアレルギー体質の人はどんどん増えています。普段の食生活や生活環境などの影響も大きく受けています。

花粉症は遺伝の影響が大きいと言われていますが、最近は後天的な影響も大きく関係しています。

幹線道路の近くと山沿いの空気の澄んでいる地域など、住んでる環境の差。手作りの食事と、スナック菓子やファストフードばかりで添加物まみれの食事。日々の環境の差が現代はかなり大きくなっています。

なりやすい体質の人は、より早くよりひどく、なりにくい体質の人も花粉症になってしまうのが現代です。