本文は花粉症の検査についてご紹介します。

花粉症の検査には鼻鏡検査、鼻汁好酸球検査(鼻水の中の好酸球が増加しているかどうか)、血液検査(花粉に対するIgE抗体の有無や量、好酸球の増加を調べる)、皮膚テストなどがあります。

血液花粉症の検査で調べられるものは、血液中の免疫グロブリン、リンパ球サブセット、抗核抗体、IgEなどです。このアレルギー検査では、花粉へのアレルギーだけではなくハウスダストや動物、食品に対するアレルギーまで調べられます。たくさんの事柄が検査できるからと言って、そこまで血液を多く採られるわけではないので大丈夫です。この1度の血液検査で、12種類のアレルゲンがわかります。

花粉症やアレルギー疾患を疑ったときに最初におこなわれることが多い検査は、非特異的IgEと好酸球検査です。この2つはアレルギー疾患を持っている人は高い値を示すことが多く、どの程度のアレルギー体質かを知る手がかりになるからです。

鼻汁中好酸球数の検査は鼻汁を綿棒で拭って、花粉症で増加する鼻汁中の好酸球数をカウントします。花粉症だけでなくても、気管支喘息でも測定する場合があります。

皮膚テストには、ブリックテストと皮内テストの2種類があります。このブリックテストとは、皮膚に傷を少しつけそこへアレルゲンを乗せ、反応を見ます。皮内テストとは、アレルゲンを皮膚に注射し、15分後に皮膚の反応を見ます。
鼻粘膜誘発テストは原因と考えられる花粉エキスがしみ込んだ紙を鼻の粘膜に貼り付け、反応をみるテストです。